「特発性過眠症」による睡眠障害。ナルコレプシーとの違い

夜はたくさん眠っているのに、昼間も眠い。もしかしたら、その強い眠気「特発性過眠症」かもしれません。


特発性過眠症とは

特発性過眠症は、持続的および反復的に日中過度の眠気が生じ、長時間眠ってしまう睡眠障害です。眠気を感じた後、睡眠をとらないと意識がぼーっとし、寝ぼけているような状態になってしまいます。

特発性過眠症の原因

特発性という名前の通り、原因はよくわかっていません。ただし、常染色体優性遺伝をする遺伝性であることがわかっており、25歳以前に発症します。親のどちらかが特発性過眠症の場合、子供は特発性過眠症になる可能性が高くなります。

ナルコレプシーとの違い

昼間に猛烈な眠気に襲われる睡眠障害といえば、ナルコレプシーですが、特発性過眠症は、ナルコレプシーのように金縛りや急に倒れたりするような症状はありません。そのため、眠気を感じてから仮眠をとることが可能です。また、ナルコレプシーの睡眠発作は30分以内ですが、特発性過眠症は1時間以上も眠ります。

特発性過眠症の治療方法

特発性過眠症の専門医が少ないのが問題となっています。まずは、特発性過眠症と診断できる睡眠専門の病院を受診しましょう。薬による治療は、中枢神経刺激剤のモダフィニルやリタリンなどが有効なことが多いです。

特発性過眠症は、まだ有効な治療法が確立されてはいませんがもしかしたら「特発性過眠症」かもしれないとお悩みの方は、睡眠専門の病院で治療を受けて下さい。

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