暗くなると不安になるのが人間の本能? 眠れない原因となる不安3つの正体

眠るときは、電気を消して部屋を暗くしますよね。実はこの暗さが不眠を作り出す原因となっています。暗くなると不安になるのが人間の本能だからです。眠れない原因となる不安3つの正体を紹介します。


「暗くなると不安になる」のが人間の本能

人間は、暗くなると警戒心が強くなるようにできています。目に頼って生活している人間にとって、暗やみは危険がいっぱいです。昔は、他の動物が近づいてくるのを常に注意していたからです。こうした警戒心は、いまの人間の「不安」にあたります。そのため、暗いところでは、大人になっても怖くなり不安が強くなります。

現代では、鍵をかけた家の中にいるのですから、襲われることなどまずないのですが、それでも警戒心が強くなるのは、祖先の記憶が身体に残っているからです。そのため、

「家の中だから危険はない」
「安心して眠った方がいい」

と考えるだけでは、この不安をなくすことはできないのです。生き残るための本能のため、理性だけではどうすることもできないのです。

一人だとさらに不安が強くなる

また、眠るときは一人で眠ることが多いですよね。人間は集団をつくり集団の中で生きてきました。そんな人間にとって一人になるのは恐ろしいことです。そのため、一人で眠るとさらに不安が強くなります。

このように、不安は誰にでもあるものです。生きているかぎり、不安がなくなることはありません。そこで、不安と上手につき合うようにします。そのためには、不安の正体を知る必要があります。

不安1「明日への不安」

不安の正体は3つあります。第1の不安は、「明日への不安」です。人は、明日が良いのか悪いのかのバランスが五分五分と思えるときは、それほど不安にはなりません。100%悪い方向に行くと決まっているときも不安はそれほど出ないものです。

いちばん不安になるのは、七分三分、あるいは八分二分で悪い方に転ぶのではないかという場合です。こうしたときには、100%の方向へ気持ちを変えるようにしましょう。

不安2「過去についての不安」

第2の不安は、「過去についての不安」です。過ぎてしまったことを、「ああすればよかった」「こうすればよかった」と考えるときに出やすくなります。でも、過去のことは変えようがありません。「今となってはどうしようもない」というふうに考えると過去についての不安は消えていきます。

不安3「現在の不安」

第3の不安は、今がどうなってしまうんだろうという「現在の不安」です。「急に大地震が起きたらどうしよう」「病気になったらどうしよう」と精神的に追い詰められている時に出てくる不安です。これは不安1と同じように考えることが大切です。

このように不安は誰にでも生まれる感情です。不安を解消するには、自分にあったリラックス方法を見つけることが大切です。ストレッチなどで体をリラックスさせたり、ハーブの香りをかいだり、お風呂に入るなど自分に合ったリラックス法を見つけるようにしましょう。

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参考本

「名医が教える不眠症に打ち克つ本(内山真)」

    
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