正しく使えてる? 日本人が9割間違えてしまう漢字の使い方クイズ14問

正しく使えてるようで実は間違えて使っている漢字の使い方に関するクイズ14問を出題します!


1. 御の字

×70点しか取れなかったが、まあ御の字かな
◯この難しい試験で、70点も取れれば御の字だ
十分だ、ありがたい、しめたものだ、という意味が「御の字」です。思わず「御」の字をつけたくなるほど優れている、つまり「十分満足できる」という意味なのですが、最近、「一応納得できる」と勘違いしている人が多いようです。

2. 敷居が高い

×あの店は高級すぎて敷居が高い
◯借金をしているので、実家の敷居が高い
「不義理や不面目なことがあって、その人の家に行きにくい」というのが、「敷居が高い」のもともとの意味です。最近では、「高級すぎたり、上品すぎたりして入りづらい」という意味で誤用されるケースが増えています。

3. 煮詰まる

×仕事が煮詰まってイライラした
◯仕事が煮詰まって安堵した
十分に議論や相談をして結論が出る状態になることを「煮詰まる」といいます。しかし、煮詰まるを「行き詰まる」と混同して、「思うように進まず、仕事が煮詰まった」のように間違って使う人が多いようです。

4. にやけた

×彼女は私を見て軽蔑したようににやけた
◯彼はにやけた男で好きになれない
「にやける」とは、男が女のように色っぽい様子をしたり、弱弱しい態度をとったりするという意味の語です。特に若い世代で、「薄笑いを浮かべる」という意味と勘違いして使っている人が多いようです。

5. 小春日和

×桜が満開の小春日和
◯冬支度にはありがたい小春日和
「小春日和」は、晩秋から初冬にかけて、春のように暖かく天気の良い日を指す言葉です。「春」という文字が入っているため、本当の春と勘違いする人が多いのですが、桜が満開になるような季節には使いません。

6. 薀蓄を

×蘊蓄をたれる
×蘊蓄をひけらかす
◯蘊蓄を傾ける
「蘊蓄」とは、たくわえた知識や深い学問のこと。それをすべて注ぎこむというのが「蘊蓄を傾ける」。知識を見せびらかすといった意味で「薀蓄をたれる」「薀蓄をひけらかす」という人が多いですが、間違いです。

7. 破天荒

×彼は大酒のみで腕力もある、破天荒な男だ
◯彼は破天荒な大事業をなしとげた
「破天荒」とは、今まで誰もしたことのなかったことをするという意味で、「未曾有」や「前代未聞」と同じ意味の言葉です。文字のイメージから豪快や波乱万丈という意味と勘違いする人がいますが、誤りです。

8. 役不足

×私では役不足ですが、司会の大役を務めさせていただきます
◯あなたには役不足かもしれませんが、司会をお願いできませんか
「役不足」とは俳優などが与えられた役に満足しないことや、能力に対して役目が軽すぎること。したがって、自ら役不足と言えば、「私の実力には見合わない簡単すぎる役」という意味になってしまいます。「力不足」と混同する人が多いので注意が必要です。

9. 気が置けない

×気が置けない人なので気軽に話せない
◯気が置けない人なので気軽に話せる
「気が置けない」とは、気づかいや遠慮の必要がないという意味。ところが、気が許せない、油断できないという意味に勘違いされやすいようです。したがって、「気が置ける親友」という使い方も間違いです。

10. 情けは人のためならず

×情けは人のためならず。手助けするのはやめましょう
◯情けは人のためならず。喜んでお手伝いしましょう
「情けは人のためならず」を「情けをかけるのは相手のためにならない」と勘違いする人がたいへん多いのですが、本当は、「人に情けをかければ、めぐりめぐって自分に良い報いが返ってくる」という意味です。

11. 良いことづくし

×良いことだらけ
◯良いことづくし
良いことばかりあるという意味の「良いことづくし」。「良いことだらけ」が間違いなのは、「だらけ」は「泥だらけ」「傷だらけ」「嘘だらけ」といったように悪い意味に使われる言葉であり、良いことには結びつかないからです。

12. おいてけぼり

×おいてきぼり
◯おいてけぼり
置き去りにすること。昔、江戸で夕刻に堀の前をびくを下げて通ると、「置いてけ、置いてけ」という声が聞こえ、びくの魚が消えてしまったという話から生まれた言葉。ゆえに「おいてき」ではなく「おいてけ」が正解。

13. 三日にあげず

×三日とあけず通いつめた
◯三日にあげず通いつめた
「三日にあげず」の三日は、三日間ではなく、「三日坊主」と同じように短い期間という意味。したがって、間をおかず、毎日のようにという意味の慣用句です。「三日と間を空けずに」と勘違いし「三日とあけず」を使う人がいますが、間違いです。

14. 焼けぼっくい

×焼けぼっくりに火がつく
◯焼けぼっくいに火がつく
「焼けぼっくい」を漢字にすると「焼け木杭」と書き、燃えさしの杭や切り株を意味します。一度焼けて炭化した杭は簡単に火がつくことから、「以前恋愛関係にあった男女がよりを戻すこと」をたとえた言葉です。そのため、「焼けぼっくり」は誤りです。

14問中何問正解しましたか? もっと漢字を勉強してクイズ王になりましょう!

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