月極ってなんて読む? 日本人が読み間違えやすい漢字13問

日本人でもよく読み間違えやすい漢字を13問紹介します。全部わかりますか?


1. 月極

×げっきょく
◯つきぎめ
一か月にいくらと決めて契約することが月極です。明治時代には月ごとの契約という意味で月極という言葉が使われていたそうで、今でも駐車場などの契約は「月極」が一般的になっています。

2. 代替機

×だいがえき
◯だいたいき
携帯電話や家電などを修理するとき、修理中だけ貸し出される代用品のことをいいます。「代替燃料」という場合にも「だいたい」と読みますが、「代替輸送」「代替バス」などは「だいがえ」と読まれることもあります。

3. 年俸

×ねんぼう
◯ねんぽう
一年単位で支払われる給与、または一年分の給与の総額を「年俸」といいます。「年俸」の「俸」の字に「ぼう」という発音はありません。「棒」の字と似ているため「年棒」と書き間違える人も多いので注意しましょう。

4. 依存心

×いぞんしん
◯いそんしん
「依存心」とは、他力本願で人任せ、他人を当てにした精神を表わす言葉。正しい読みは「いぞん」のように濁りません。「依存心の強い人」は、「依頼心の強い人」とも呼ばれますが、どちらも人に頼り、自立心のない人のことです。

5. 河川敷

×かせんじき
◯かせんしき
「河川敷」とは、河道と堤防を合わせた区域で、治水工事が施された河川の中で、普段水が流れていない平坦な土地のことをいいます。正しい読み方は「かせんしき」なので、「かせんじき」のように濁って読まないようにしましょう。

6. 建立

×けんりつ
○こんりゅう
寺院やお堂、塔や大仏殿などを建てることを「建立」といいます。「寺を建立する」「五重の塔を建立する」などと使われます。建立するために金品を奉納して助力することを「建立奉加」といいます。

7. 漸次

×ざんじ
◯ぜんじ
「漸次」とは、段階をおって次第に、徐々に、という意味です。たとえば、「子どもの数は今後も漸次減っていくだろう」といった使い方をします。なお、「ざんじ」の漢字は「暫時」で、「少しの間」という意味です。

8. 壊死

×かいし
◯えし
やけどや凍傷、血行障害、感染症などによって、体の組織や細胞の一部が死んでしまうことを「壊死」といいます。「壊」を「かい」と読む人が多いのですが、「壊」は呉音で「え」と読みます。

諸刃の剣

×もろはのけん
◯もろはのつるぎ
「諸刃の剣」とは、相手に打撃を与える一方、自分もそれと同等の衝撃を受ける恐れがあること。または、良い結果をもたらす可能性を持つ反面、多大な危険性も併せ持つというたとえです。「剣」は「けん」ではなく「つるぎ」と読みます。

9. 端役

×はしやく
◯はやく
芝居などで主要ではない役。また、一般的に重要でない役目。転じて、つまらない役や、それを演じる人を「端役」といいます。「端」は「はし」とも読みますが、この場合は「は」と読みます。

10. 声を荒らげる

×声をあらげる
◯声をあららげる
声を荒々しくすることを「声をあららげる」といいます。「ら」が二つ重なるために、一つ省略していう人が多いのですが、「あらげる」は間違いで、「あららげる」という読み方が正解です。

11. 腹に一物ある

×腹にいちぶつある
◯腹にいちもつある
「腹に一物ある」とは、心の中にたくらみを持っていることをいいます。「いちぶつ」と読むと一個の品物という意味になります。悪だくみを腹の中に隠しているという意味では「いちもつ」という読み方をします。

12. 一足飛び

×ひとあし飛び
◯いっそく飛び
順序をふまずに飛び越すことを「一足飛び」といいます。「一足飛びに出世する」などのように使います。「ひとあし」と読む場合は、「一足お先にうかがいます」「頂上まであと一足」のような使い方をします。

13. 美人局

×びじんきょく
◯つつもたせ
「美人局」とは、ある男が自分の妻や情婦に別の男を誘惑させ、それを言いがかりにしてその男を脅して金品をゆすりとること。ミステリー小説やドラマなどではよく扱われる話です。

全部正解していたらすごいですね。日本人として漢字をもっと勉強しましょう!

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