実家がゴミ屋敷に! 片付けられない親を説得する方法は

親が年を取り、掃除がおっくうになってしまうのは致し方ないことですが、年配の人ほど「物を捨てられない」という考えから、家中にモノを溜め込んでしまう傾向があり、最悪の場合ゴミ屋敷と化してしまうのです。実家にモノを溜めないために、できることについて考えてみましょう。


親の入院や死亡で初めて気付く「ゴミ屋敷化」

親が年を取って病気がちになり、入院または老人ホームへ入居したり、残念ながらそのまま亡くなってしまったという時に、実家の片付けをすることになります。この時になって、初めて家中に「不要なモノ」が溜まっていることに気付く人もいます。洋服や着物、本、いただき物で箱から出さずに保存しておいたものなど、親にとっては「まだまだ保管しておきたい」「もったいないからとっておきたい」という物なのですが、片付けをする子どもにとっては処分に困る物ばかりということもあります。

食品については賞味期限がとっくに過ぎているものや、洗剤などの生活用品でも長年開封していないものは使えなくなっている可能性もあるからです。所狭しと物が置かれているような状態であれば、なるべく早く片付けることが必要です。物につまづいて、自宅内でケガをしてしまうこともあるからです。

片付けが原因で親子げんかに

子どもから見て、不要だと思うものも、親にとっては必要と感じることが多いため、一方的に「捨てる」と切り捨ててしまい、親子げんかに発展することも少なくありません。素直にこちらの言い分を受け入れてくれればいいのですが、価値観が食い違うためけんかになってしまうのです。

親が亡くなった後に片付ければいいという考え方もあります。止めに入る親がいないので、どんどん捨てることもできますが、逆に子どもにとっては苦しい作業になります。量だけでなく、もう会えない親の思いがこもったものと考えると、捨てにくいという気持ちにもなってしまうからです。したがって、親が元気なうちに、双方が納得した形で処分できるのが理想的なのです。

円満に、うまく不要品を片付ける方法は

「捨てる」ことだけが片付けの方法ではありません。すべて捨ててしまうのではなく、使える物であれば誰かに譲ったり、バザーに出すなどといった選択肢を残すことが、スムーズに片付けを進めるコツです。また、自分でもらったふりをして自宅で捨てるなんてやり方もあります。

どうしても残したいというものについては、時には一定の理解を示すことも必要でしょう。しかし収納や保存には限界があることを理解してもらいましょう。

また、第三者の手が入ると意外とスムーズに運ぶこともあります。貴重品だけを自分と親でチェックし、残りは部屋の片付けを請け負ってくれる業者に依頼するのもひとつの方法です。

すっきりと片付いた場所で生活することは、安全なだけでなく衛生的な問題や健康のためにも良いことです。このことを親に理解してもらい、片付いた自宅で暮らしてもらいたいですね。

    
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