人間も昆虫に見習うべき? 昆虫に学ぶ賢い生き方

昆虫は無秩序に生きているかと思えば、人間が考えもしないようなシステムで構築された組織の中で生きているということが往々にしてあります。女王ハチを頂点にコロニーを形成するハチに人間にも通じる組織論を見出される点などが有名ですね。他にも昆虫は賢い生き方をしていることがあります。そこで今回は、賢い昆虫の生き方をご紹介します。


■「サンクコスト効果」はクモに学べ

人間は支払ったコストが無駄になることを「もったいない」と思ってしまいます。これをサンクコスト効果といい、かけなくてもいいコストを余計にかけてしまうことがあります。例えば、電化製品が故障した時に、買い直せば安く済む時でも、わざわざ修理に出してしまうことがあります。サンクコスト効果が発生し、コストを取り戻すためと頑張ってしまい、もっと大きなムダをしてしまうのです。一方、クモは巣を仕掛けても、エサがかからないならばすぐに引っ越しをします。人間もこれを見習って、「せっかく作った」けれどもエサがかからない巣を捨てる、見切りの早さを持ってみましょう。

■効率性を求めるならズボラなアリに学べ

せっせとエサを運んでいるアリはどうやって巣まで帰るか知っていますか? アリはエサを見つけると、エサまでの道にフェロモンをつけて道しるべとします。エサを見つけても一匹だけで運ぶのではなく、他のアリもフェロモンを辿って、エサに向かっていきます。けれども、ズボラなアリの中には、たまに決められた道筋を通らないことがあります。そこでズボラなアリが、もっと便利なルートを発見することがあるのです。ズボラなことはネガティブな印象ばかり抱かれますが、ズボラさが何か新しいものを生み出す原動力になるのです。

■生存戦略はオオサンショウウオに学べ

オオサンショウウオは身がおいしく、天敵に狙われやすい生き物です。天敵が多いということは生き物にとっては致命的なこと。けれども、オオサンショウウオは天敵が活動しない冬に産卵の時期を迎え、子育てをすることで、身を守るようにしています。環境や条件の面で不利にはなっていますが、良い戦略といえます。ビジネスでもマーケティング戦略を考える上で敵の有無を考え、敵がいない領域に飛び込む「ブルーオーシャン戦略」が良い戦略となります。

生物は生存のため独自に戦略をとります。人間も見習うべき戦略があるのかもしれませんね。

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