百科事典の知識に立ち返る

調べ物をする時、ほとんどの人はインターネットを用います。あらゆる分野について記されたウィキペディアを参照とする人も多いでしょう。しかしながら、ウィキペディアには不正確な情報も多くあります。正しい情報を得るために、もっとも確実な方法が百科事典の知識に立ち返ることです。


どんなものがある?

日本語で書かれた百科事典で知られているものが平凡社が出している『世界大百科事典』、小学館が出している『大日本百科事典』がよく知られています。平凡社の『世界大百科事典』は1931年に初版が発行され、その後、幾度かにわたる改訂版が出され、最新版は2007年に出た『改訂新版 世界大百科事典』となっています。小学館の『大日本百科事典』は1967年に刊行がはじまり、1980年に出た『改定新版』が最新です。

専門家が執筆

百科事典の信用度の高さは、執筆者に専門家が加わっている点でしょう。平凡社の『改訂新版 世界大百科事典』では、総項目数が約9万件あり、索引項目数は約42万件あります。さらに、図版も多様されているため、文字列を追うだけでなく、ビジュアルとして項目を理解することも可能です。さらに各項目が50音順で記されていますので、これまで自分の興味がなかった分野の知識を深めることもできます。

百科事典の情報は古い?

それでも、情報がめまぐるしく移り変わる時代において百科事典の情報は考えようによっては古いものとみなせるかもしれません。しかし、新しい情報は得てして不確定なものも多く含まれています。しっかりと知識の体系として客観的に証明された情報しか百科事典には載っていません。新しいアイデアや思考のベースとなる知識、情報を補完するツールが百科事典だといえるでしょう。まず立ち返るべき知識は百科事典にあるのです。

    
コメント