国会図書館なぜ18歳以上?

国立国会図書館は、日本随一の蔵書数を誇る場所です。特に散逸しやすい昔の新聞や雑誌といったものを比較的網羅しているため、まとめた調べ物があるという人には便利な施設だといえるでしょう。しかし、国会図書館には利用制限があり満18歳以上でなければいけません。

なぜなのか?

なぜ、年齢制限があるのでしょうか。これには、国会図書館に所蔵されている資料というのは基本的には子供向けのものではありません。子供向けの絵本などは国際子ども図書館という施設が上野に別にあり、そちらになります。ちなみにこちらは国会図書館が現在の場所に移転する前に帝国図書館として使われていた場所でもあります。ただ、小学生でもなく中学生や高校生が利用できないというのは少し理不尽さを感じもするでしょう。これは、18歳以下の場合は、公共図書館でフォローできると考えられているためです。ただ公共図書館でも入手が不可能な資料を国会図書館で閲覧したい場合には事前に許可を得れば閲覧可能です。

資料保全が第一?

国会図書館というのは資料を保全するというのが第一の目的です。それを、後世まで残すということが大事なのですね。それでありますから、普通の図書館のように、ただ涼みに来ているといった目的や、あるいは高校生などがよく行っている自習などの勉強目的の来館というのは受け付けていません。そのため最低でも18歳以上というのがひとつの基準となっているのでしょう。

誰でも見られる

さらに、インターネット上には、国会図書館デジタルコレクションというサイトがあります。こちらは著作権が切れてデジタル化された資料が公開されています。場合によっては館内限定の閲覧となる場合もありますが、インターネットがつながる環境ならばどこからでも見られる資料もあります。こちらに関しては年齢制限はありませんので誰でも自由に利用可能です。