難しい内容の本を読んで、脳に快楽を与える学習方法

読書が苦手な人が年々増えてきています。しかし、少し難しい内容の本を読むことは、脳に快楽を与えるため、効果的に学習を行うことができます。今回は、難しい内容の本を読んで、脳に快楽を与える学習方法を紹介します。


■難しい本を読んでみよう

脳学習で定評のある茂木健一郎さんは、は小学五年生の時に夏目漱石の『吾輩は猫である』を読んでいました。いま読み返してみると難解な表現や漢字表記が数多く登場し、五年生の頭にすんなりと入る内容とは思えませんでした。しかし、そのちょっと難しくて分からない苦しい感じが、当時の茂木健一郎さんにとって、とても楽しい感覚だったのです。読めない漢字につきあたる苦しさより、どんどん先に進む楽しさのほうが勝っていたのでしょう。勉強と同じように、読書においても、楽をすることは脳にとってはあまりうれしくないのです。苦しいことに挑戦し、それを克服できた時の喜び、それこそが脳にとっての一番の快楽なのです。

■英語学習にも使える

ゆるい読書では、脳は喜びません。英語の原書を読む時も同様です。辞書もひかずにいきなり、「赤毛のアン」シリーズや、「指輪物語」、「ハリーポッター」などを原書で読んでみるとよいでしょう。最初のうちは読んでいてとてもつらいです。1ページを読み終わるのに、相当な時間がかかります。しかし無理に続けていくうちに、いつの間にか苦痛を感じずに英語が読めるようになります。これは強化学習の成果が出たといえます。難解な英文表記に脳が適応していったからです。

つらい読書を続けるには、「多少苦しくても、いまを乗り越えればすんなり読めるようになるはずだ」と考えましょう。「ちょっと難しいかな…」ぐらいの、少しだけ高いハードルを自分に課すのは、レベルアップのために必要な手順のひとつです。難しい内容の本を読んで、脳に快楽を上手に与えて、学習上手になりましょう。

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