読書の価値とは?

読書とは良きこととされています。自分の知らない世界のことを知ることができますし、さらに自分の間違いに気づくといったこともあるでしょう。若い世代にとっての読書は自分がこれからどう生きるべきか、さらには将来どんな仕事をしたらいいのかといった、将来像まで浮かび上がるものであるでしょう。

読書の価値とは?

しかしながらそうした話がわかっていても、そもそもなぜ読書をする必要があるのかと疑問に思う人はいるかもしれません。そうした人におすすめなのが森博嗣による『読書の価値』(NHK出版新書)です。これは小説家として活躍する著者の体験的読書論と言えます。そもそも著者は「本を読むのが苦手な子ども」であったと言われています。作家になるくらいなのだから、小さい時から本好きだったのではないかと思う人もいるかもしれませんが、ほとんどの人はそのような恵まれた存在ではないでしょう。

本でしか得られないものがある

著者は多作で知られ、なおかつそれらがベストセラーを連発しています。なぜそれほど人気のある作品を作り上げられるのか。知識の源は読書にあることがわかってきます。ただ、読書というのはただ楽しむために味わって読むものもあれば、仕事の上でどうしても読まなければいけないものもありますね。つまらない本といったものもあります。著者はそうした本に関してもひとつの読み方を示しています。それでありますので、ビジネススキルとしての読書論といったものに興味がある人にとっても本書はおすすめです。