人が読書をしなくてはならない理由

活字離れなどと叫ばれている昨今ですが、読書は本当に必要なのでしょうか。いろいろな本を読む中で得られる知識もありますが、すぐには利用できなかったり、生きていく中でほとんど必要ない知識もあります。だけれども、あえて言いたいのは「読書は必要」だということ。今回は人が読書をしなくてはならない理由をご紹介します。


■なぜ人は読書しなければならないのか?

人が読書をしなくてはならない理由はたくさんありますが、本質的に言えるのが、読書体験が人生の質を向上させるということです。人生を充実させて豊かな時を過ごす上で、読書が果たす役割は非常に大きいのです。

人間が生きていける時間は限られています。長生きしたとしても、せいぜい100年程度で、人間の経験には限界があるのです。そんな限られた時間を有意義に過ごすためは、数多くの先人たちの体験や考えを学び、追体験するのが一番なのです。そのためにオススメしたいのが、古典を読むということです。自分が生きていく上で”核”となる価値観を、古典の読解という、偉大な先人との真剣な対話を通じて、得ることができます。

■教養とは

読書体験で得られるのは教養ですが、教養とは一体何なのでしょうか。ここで「だから人は本を読む」の筆者福原氏は、教養を「情報や知識が元の形のまま集積したものではなく、人間という入れ物の中で知性に変換された人間の一部になったもの」と定義しています。読書で得られる教養は、情報を暗記した単なる知識主義ではありません。一歩進んで、自分の生活に応用でき、自分の体と一体化して初めて教養となるのです。すなわち、人間の本質に迫ることができるのが、教養となるのです。

日本人の教養が不足しているとも言われていますが、読書は人生を豊かにして、さらには人間の本質に迫ります。深奥たる読書の世界にハマってみてはいかがでしょうか。

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