ターミネーターとマッカーサーから学ぶ! 助動詞「will」と「shall」の違い

先日、訪日外国人が1000万人を突破しました。最近の円安の影響でしょうか、町中にいる外国人の数は確かに増えているように感じます。外国人と話す時、または遊んだり、勉強したりするときに必要になるのが英語ですが、日本人はまだまだ英語が苦手。そこで今回は英語力をあげるための方法を紹介します。その中でも、今回は助動詞「will」と「shall」の違いについてです。


■助動詞「will」と「shall」の違い

シュワちゃんとマッカーサー

「I'll be back(I will be back)」と言いながら、アーノルド・シュワルツェネッガーことシュワちゃんが融解炉に沈んでいく。金曜ロードショーで幾度と無く放送されている映画「ターミネーター2」のラストシーンです。

その一方、第二次世界大戦中のとある島において、「I shall return」と言いながら撤退していった軍人がいます。かの有名なGHQの司令官であったダグラス・マッカーサーです。彼がこの言葉を言いました。

ここから英語の解説に入るのですが、「I'll be back(I will be back)」も「I shall return」も実は同じ意味なのです。違うのはニュアンスの部分だけで、あとは全く一緒の「返ってくるぜ!!」という意味です。さて、この2つの英文の違いはどこから生まれてくるのでしょうか。それは助動詞、具体的には「will」と「shall」の違いから生まれてくるのです。

「will」について

まず初めに、「will」の方から解説していきます。この場合の「will」の意味は「〜するつもりだ」という意志の強さを表しています。「〜したい!」という気持ちが強まり、「絶対に〜するつもりだ!」という意味になっています。「will」は「自分の意志」について表す助動詞なのです。

「shallについて」

それに対して、「shall」はというと、「さだめ」や「運命」、「神の裁量」という意味合いが強いです。マッカーサーの「I shall return」の訳は、「私は必ず戻ってくる!」というものですが、厳密に言うと「神の定めにより、私は戻ってくることが決まっている」といったようなニュアンスなのです。

英語であっても、単語の核の意味を抑えてしまえれば簡単です。難しいからといって諦めず、効率のよい学び方をしていきましょう。

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