情報分析の勉強法

社会を生き抜くにあたって必要な能力のひとつに、情報分析があります。それはどのようなものかといえば、膨大な情報の中から自分に合った有益な情報を導き出す力です。特に、スマートフォンやパソコンなどによって常にインターネットに接続されている現在においては必須のスキルであるといえるでしょう。情報分析力があるかどうかが、場合によっては自分の生存戦略に関わってくることもあるのです。


何をなすべきか?

佐藤優による『勉強法 教養講座「情報分析とは何か」 』(角川新書)は、現代の情報社会の現状分析からはじまります。目の前の情報が真実であるのか、もしくは単なる印象操作であるのか、そこを見極めるには、高いインテリジェンスが必要となります。

例示が多いのも魅力

本書で取り上げられているトピックはさまざまです。例えば、「ウィキペディアは百科事典の代わりにならない」という項目があります。情報を探す際につい頼ってしまいがちなウィキペディアですが、本書ではその情報精度の低さを指摘しています。さらに、電子書籍をどう活用していくべきか、自分の立場を認識して、そこから展開していくべき情報分析の手法、新聞の読み方といった基礎的なテクニックも紹介されています。ただ読んで終わりというだけでなく、ここで取り上げられた内容をもとに自分なりの情報分析術を確立することも可能になっている、非常に充実した一冊です。

    
コメント