覚えない記憶術とは?

つい、うっかり物事を忘れてしまったという経験は誰しもあるでしょう。これは、プライベートならば友人に謝って済む問題かもしれませんが、ビジネスにおいては大きなダメージとなってしまうことも少なくありません。

覚える必要はない?

しかし、覚えなければと思っている時ほど、忘れてしまうものです。しかし、逆説的ではありますが覚えない記憶術があったならばどうでしょうか。精神科医である樺沢紫苑による『覚えない記憶術』(サンマーク出版 )では、「覚えない方が記憶は定着する」と説かれています。これは何を意味するものなのでしょうか。

必要な情報だけを取り出す

現代は情報が飽和状態にあるといえます。あらゆる情報が洪水のようにあふれています。それをそのまま受け取っていたならば、脳みそがいくつあっても足りないでしょう。一方で必要な情報は、覚える必要がなくとも記憶に残っているものです。実家の住所や電話番号、両親の名前、友人の名前、自分の電話番号といったものです。いわば、本当に必要な情報と、不要な情報をきちっと見極める必要があるといえるでしょう。

覚えずに覚える

本書で説かれていることは「覚えずに覚える」ことです。どうしても大事な情報は自然とインプットされていく。この人間の頭脳の仕組みを活用して、記憶マスターを目指すのもひとつの手段ではあるでしょう。