独学を極めてみよう

なにか新しい物事を学ぶとき、学校へ行く、特定の師匠へつくというスタイルはもっともオーソドックスな方法です。一方で、時間もお金もないという人は独学という手段もあります。しかし、独学は自己流の変な癖がついてしまうおそれがあるといったリスクを孕んでいるため、敬遠されがちな傾向もあります。ただ、独学がすべて悪いというわけではありません。

独学をどう学ぶのか

山口周による『知的戦闘力を高める:独学の技法』(ダイヤモンド社)は独学の方法について記されています。なにより著者自身が大学の哲学科を出て、美術史の大学院から電通へ入社し、現在はMBAを取らずに外資系コンサルタントとして活躍しています。この経歴から見てもわかる通り、著者はあらゆることに興味を持ち、それを実現するために勉強を続けてきた人物であるといえるでしょう。何か特別な人の特別なメソッドというわけではないのです。すぐにでも実践できる内容であるといえるでしょう。

使える知識を持つ

著者が重要だと説くものは、使える知識を持つことです。ただ、百科事典を暗記しているだけのようなインプットではなく、それをどう社会に活かしていくのか。そうした心構えがあるだけでも、知識や独学に対する認識が異なってくるでしょう。