後悔しらずの「家づくりノート」を作りましょう

家を建てた方の8〜9割が「満足していない」という調査結果。住んではじめてわかるものから、家族の成長や変化と理由はさまざま。
 今回はよくある不満の中身と、リフォームや失敗しない建て替えのコツをご紹介します。


キッチンに関する不満

 あるアンケート調査では、家を建てた方々の8〜9割の方が「家に満足していない」と答えています。
 なかでもキッチンに関する不満が多いようです。
 「流しや調理台の高さが自分に合っていない」
 「家電製品のコンセントの数が少ない」
 「夫や子供と一緒にお料理するのを楽しみにしていたけれど、実際にやってみたら、調理台と食器棚の間が狭いので動きがとれない」
と毎日のことだから不便という声を耳にします。

間取りに関する不満

 「リビングとダイニングを区切らずに、ひと続きにしたい。」という依頼。まだ築10年ほどで、新築の範疇です。
 「それでも、どうしてもリフォームをしたい。リビングもダイニングも、こんなに狭いとは思わなかった。建てるときはあまり時間もなかったので急いで決めてしまった。それが失敗のもとだった」
 「リビングが無駄に広い」
 「ウォークインクローゼットよりも書斎がほしかった」
 など間取りに関する不満はいろいろあります。

使い勝手に関する不満

 「一階から二階の物干し場まで、濡れた洗濯物を運ぶのが大変」
 「ガレージから玄関まで荷物を運ぶ距離が長い」
 「生ゴミを置いておく場所があると良かった」
 「洗面所と脱衣室を別々にすれば良かった」
 などなど、使い勝手の不満は言い出したらきりがありませんが、たいていはちょっとした工夫で解決できる問題なのです。

その他の家に関する不満

 「家を建てた会社がつぶれてしまったのでアフターケアがない。リビングの壁紙がはがれたときや、キッチンのタイルがひび割れたときにはどうすればいいのだろう」
 と困っている方もいらっしゃいます。
 設計の段階で「こんなふうにすると快適ですよ」と提案することのできる設計士がついていると良いのです、そうでなかった場合はリフォームするというのも一つの方法ですね。

建て替え最大のメリットは耐震性

 リフォームする場合はお客様の要望に沿いながら、いかに不満点を解消し、予算内で工事を仕上げるかが腕の見せどころです。
 全面的に間取り変更をする場合、予算が許すならば、一から建て替えるほうがメリットはあります。
 新築することにより得られるメリットは耐震性に優れていることです。
 最新の耐震基準をクリアする構造の家づくりで、コストは高くつきますが、丈夫で長持ちし、長年にわたって安心して暮らせる家になります。

家を建てた施主の声 後悔しない家づくりポイント

●家づくりは、構想から完成まで一年、慌てて決めて後悔しないように、準備期間はきちんととりましょう。
●何事も自分ひとりで判断せず、疑問があれば全部設計士にぶつけること。問題解決のためのキャッチボールです。
●自分尺度であれこれ考えずに、プロに任せることも大事です。
●設計のプロと二人三脚で進める結果として経済的負担は軽くなります。
●最初から最後まで担当の設計士がフォロー、直接大工さんとも話ができ安心です。

信頼できる口コミ情報を集める

 家づくりのパートナー探しは、ネット検索もよいけれど、より積極的に口コミ情報を集めるようにすると、信頼性の高い情報が得られると思います。
 建築中の現場を見せてもらうのも良いことだと思います。
 「お住まい宅見学ツアー」で生活しているハウスオーナーのお家を見せていただける機会があれば、住んでみての感想、良かったことも悪かったことも聞かせてもらえ、参加者にとても喜ばれています。

「家づくりノート」を作りましょう

 「家づくりノート」にあなたとご家族の思いを書き記してみてくだい。
 STEP1/現在の家の住み心地
 STEP2/家づくりで優先したいこと
 STEP3/玄関
 STEP4/リビング
 STEP5/ダイニング
 STEP6/キッチン
 STEP7/洗面所
 STEP8/お風呂
 STEP9/トイレ
 STEP10/寝室
 STEP11/子供部屋
 STEP12/客間
 STEP13/個室
 STEP14/書斎
 STEP15/家事スペース
 STEP16/階段
 STEP17/物干しスペース
 STEP18/クローゼット
 STEP19/駐車スペース
 STEP20/外構+庭
 STEP21/設備
 STEP22/外観
 STEP23/家具リスト
 以上です。「家づくりノート」の各項目に書き込んで、プランを練りあげていきましょう。

まとめ

 いかがでしたか?
 リフォームや建て替えは、長く住んでみてはじめてわかることも多いはずです。
 家は建てたら終わりということはありません。経年変化で簡単な修繕や、家族の成長でリフォームしたいなど長いおつき合いになることも考慮したいものです。
 ここで紹介された「家づくりノート」を使ってあなたとご家族のプランを練りあげていきましょう。家づくりの夢が一歩、現実に近づくことと思います。

参考書籍『100年安心できる! 「いい家」の建て方』ぱる出版 著者:谷口弘和

    
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