「新築」と「中古」どちらにすべき? 不動産を買う前に知っておきたい基礎知識

マンションや戸建住宅を買う際に悩むのは、「新築」にすべきか、それとも「中古」にすべきかですよね。予算や利便性などメリット・デメリットが存在します。不動産を買う前に知っておきたい基礎知識を紹介します。


「新築」住宅について

「新築」の一番のメリットは、性能や設備が最新である点です。今の設備機器類のトレンドは省エネです。照明器具は省エネで高寿命のLED、トイレは節水タイプ、浴槽はお湯が冷めにくい魔法瓶のような構造のもの、などなど、あらゆる部分で省エネの機器類が採用されています。

最近は、建て替えによる環境負荷の軽減と良好な住宅ストックを増やす目的で国が普及を促進している「長期優良住宅」の認定を取得した物件も多いでしょう。こうした物件は、間仕切りの変更が行いやすいなど、住み手のライフスタイルや家族構成の変化にも対応しやすい作りになっています。「住み替えてゆく」という選択肢にプラスして、リフォームして長く住み続けるという選択も可能になりました。

新たに一戸建てを建てる場合は、オーダーメイドなので、仕様も性能もご自身の求めるレベルで自由に選べるのが最大の特徴となっています。

「中古」住宅について

マンションや一戸建て住宅を「中古」で購入する際の注意点は、確認申請書類や図面などが残っているかどうかです。近年、建築基準法が厳密化され、リフォームする時、これらの書類がないと手続きが大変な場合があります。

また、建設時期が「新耐震」以降かどうかも選定のポイントになるでしょう。「新耐震」とは1981年6月以降の耐震構造の基準のことで、その前と後では法律で定められた構造の強さがかなり違います。「新耐震」以前の物件購入を検討するのであれば、建設後に耐震補強がされているかをチェックしましょう。

マンションの場合は、管理組合の体制だけでなく、防水や外壁の改修といった大規模改修が既に住んでいるかどうかも選定のチェック項目に入れてください。もしこれから予定されていると、住みながらの工事は音やほこりの問題がありますし、工事費用の負担がある場合もあります。

新築と比べて購入価格が抑えられるのが中古の最大の魅力です。新築との差額で好きなようにリノベーション(大規模な改修工事)をすれば、新築同様に住み心地の良い住まいになるでしょう。

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