セカ就という選択肢

最近、セカ就という言葉がよく聞かれます。これは日本を飛び出して世界で就職する行為をさします。この就職をする先は、現地の企業ばかりではなく、日系企業などもあります。場合によっては英語などの外国語ができなくとも、日本語だけで働ける環境もあるようです。さらには現地で語学学校に通い、勉強を続けながら仕事をするという選択肢もあります。

どういうストーリーがある?

しかし、セカ就というのは、特別な出来事ではないか、自分には関係ないのではないかと思っている人は多いでしょう。そんな人におすすめな本が森山たつをによる『セカ就! 世界で就職するという選択肢』(朝日出版社)です。本作はノベル形式で、セカ就を成し遂げた5人の若者のサクセスストーリーが描かれています。

何があるのか?

一人の例は、大学を卒業し、就職した先がブラック企業だった若者が登場します。職場は居酒屋であり、売上ガタ落ちのお店を立ち直すべく労働時間は1日19時間。完全に労働基準法違反ですが、こうした職場は実は無数にあるのでしょう。そんな時に出会ったのが海外就職のチラシです。それまで海外になんの縁もなかった青年が、半年後はインドネシアのジャカルタで働いている、というストーリーが描かれています。ここにあるものは何の縁もなく、海外旅行などもしたことがないといった人にとっても、世界で就職することは決して難しくないといったメッセージではないでしょうか。ほんの少しの勇気と、あとは若さ、あるいはチャレンジ精神といったものがそれを後押ししています。セカ就とは何かを知りたい人は、まずは手にとってみると、色々なことがわかるかもしれません。