家賃をクレジットカードで支払ってポイントを貯めたい! 本当に家賃をカード払いできるのか?

1年間でかなりの額にのぼる家賃をクレジットカードで支払うことができれば、たくさんポイントがついてかなりお得なのではないでしょうか? 家賃のカード払いについて、事前にチェックすべきことをまとめてみました。


家賃をクレジットカードで支払える?

家賃の支払いを行う場合、一般的には銀行での振込が多いと思います。最近では、これをクレジットカードで支払いたい! と考える人が増えているようです。なにせ、家賃は個人の支出の中でも大きな割合を占めています。安くても毎月3万円から4万円、高ければ10万円、20万円とかかります。月に10万円なら年間で120万円。

これをすべてクレジットカードで支払うことができれば、かなり多くのポイントがつくでしょう。それなら今すぐカード払いに切り替えたい! しかし、その前にいくつか確認しなければいけないポイントがあります。

カード払いできる物件は少ない!?

まず、家賃をカード払いできる賃貸物件は、数が限られています。理由は単純で、カード払いができるようになると、大家(オーナー)はクレジットカード会社に「加盟店手数料」と呼ばれる費用を支払わなければいけません。

加盟店手数料は、通常3~8%に設定されることが多いのですが、もし5%なら家賃が10万円だとすると、大家の手元には9万5000円しか入らないことになります(加盟店手数料はまちまちですので、家賃の場合はもっと高い可能性があります)。銀行での振込ならこの費用はかかりません。

手数料の分だけ家賃に上乗せすれば、大家の金銭的な損失はなくなりますが、家賃が高くなった分だけ借り手からは敬遠されるでしょう。つまり、大家にとってわざわざカード払いを導入するメリットがなかったのです。

決済代行業者に注目!

しかし、それでも近年は家賃をカード払いできるようにしているケースが増えてきました。これも日本がカード社会になったからだと思われます。たとえば、JCBカードでは、さまざまな不動産会社に対して入居時一時金、あるいは月々の家賃を支払うことが可能になりました。また、決済代行業者であるHUBees(ハビーズ)と契約している不動産会社は、クレジットカードでの家賃の支払いが可能になっています。

3つのポイントをチェック!

ただし、家賃のカード払いができる賃貸物件だからといって安心ばかりはしていられません。以下のポイントは必ずチェックしてほしいと思います。

カード払いはできるが、不動産会社が指定した提携クレジットカードしか使用できない。

この場合、新たにカードを発行しなければいけないので、大変手間がかかります。入会費や年会費などを考えれば、借り手側が損をすることもあるでしょう。

カード払いはできるが、家賃についてはポイント対象外。

カードによっては家賃にポイントがつくために諸条件を満たさなければいけない場合がありますので、それらをチェックしなければいけません。

カード払いはできるが、カード決済手数料が取られてしまう。

不動産会社が1000円から3000円程度の手数料を設定している場合があります。手数料の金額によっては、カードでつくポイントよりも多い可能性がありますので、借り手は損をすることになります。

なかには提携しているクレジットカードでの家賃の支払いのみを認めて銀行振込などは認めず、さらにカード決済手数料も取る不動産会社もあります。「カード払いできます」という文句につられて「これはお得!」と判断する前に、これらのことを必ずチェックしてみてくださいね。

    
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