ネットで不動産を売る裏ワザ

不動産選びも今や、インターネットを使うのが主流の時代です。不動産専用の検索サイトも数十に上り、まずはネット検索で希望の条件を当てはめて候補となる物件の情報を集めていくというのが基本的な方法となっています。一方、ネットを介して不動産を売りたい場合はどうすればいいか。ただ情報をアップするだけでは、買い手が向こうからやってくることはないのです。

写真はなるべく多く掲載する

自分が売り出している物件に興味を持ってもらうためには、物件に関わる情報をたくさん出してアピールすることが重要です。最も大事なのは、写真の枚数です。外見はもちろん、内部の写真は1枚で済まさず、各部屋、玄関、キッチン、バス、トイレ、クローゼット、ベランダなどできるだけ多く掲載するほうが、買い手が興味を持ちやすくなります。

検索サイトの特徴

実際、写真点数が多い物件ほど閲覧件数が多いことはデータからも裏付けられています。多くの検索サイトでは、閲覧件数が多いものほど検索一覧の上位に表示される仕組みになっており、写真を多用することは不動産を売るための生命線といっても過言ではありません。加えて、売りたい物件に見合った検索サイトを選んで登録することも重要です。

生活感が伝わる文字情報を

もちろん、写真だけでなく文字情報にも工夫が必要です。建物や間取りの詳報だけでなく、周囲に買い物がしやすい店があるか、気持ちよく過ごせる施設などはあるか、最寄りの駅までの様子など、生活のしやすさを念頭に細かく書き込んでおきましょう。また、子供がいる家族などを買い手に想定しているなら学校や公園が近くにあるかなどの情報もアピールポイントになります。「近所のスーパーは23時まで開いている」など、住んでみないとわからない情報を入れておけば、帰りが遅いサラリーマンの興味はアップするはずです。

情報掲載は担当者と二人三脚で

写真であれ、文字情報であれ、実際にサイトに情報を掲載する作業を行うのは不動産会社の担当者です。売り主が希望をしっかり伝えなければ、個性的なアピールも望めません。自分の希望や載せたい情報を正確に伝えるには、担当者に任せきりにせず、担当者と二人三脚で売っていく気持ちで取り組むことが何より重要です。


参考書籍:田中裕治・著、小木正和・監修『売りたいのに売れない! 困った不動産を高く売る裏ワザ』(ぱる出版刊)