なぜロケット基地は種子島にある?

日本のロケット発射基地は鹿児島県の種子島にあります。ロケットの発射は、最も抵抗力の少ない赤道直下が最適とされています。

丸い地球を思い浮かべてみましょう。赤道直下ならば、上にまっすぐ飛ばすだけで宇宙へ到達します。しかし、ほかの場所だと、斜めにロケットが発射されることになり、まっすぐにとばすための細かい調整が必要になります。そのため、途中で爆発する事故が起きてしまうのです。


南が有利

そのため、ロケットの発射基地はできるだけ南に設置されることが良いとされています。

アメリカの宇宙基地は南部のフロリダ州、ロシアの宇宙基地も南部のカザフスタンにバイコヌール宇宙基地を設置しています。

では日本の場合は最南端は沖縄県となりますがなぜ設置されなかったのでしょうか?

返還直後だった

日本の宇宙開発機関である、宇宙開発事業団(NASDA)が設立されたのは1969年になります。この時、沖縄県はアメリカの統治下にあったため、基地は設置できませんでした。

小笠原諸島はすでに返還されていましたが、本土から離れすぎているということで、候補地から除外されました。

最終的に本土からのアクセスも良く南にある鹿児島県の種子島が選ばれたのです。

戦後、奄美諸島もアメリカの統治下にありましたが、種子島と屋久島は、米軍の占領をまぬがれていました。

種子島は候補地として最適だったわけです。

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