雑誌「TRANSIT」の魅力

旅行をテーマとするカルチャー雑誌といってまず思い浮かべるものは「TRANSIT」(講談社)ではないでしょうか。旅行雑誌の概念を変えた雑誌ともいえる「TRANSIT」は、そもそも何が新しかったのでしょうか。

広告媒体ではない雑誌

旅行雑誌というと通常は、ほとんどが広告で占められています。どのお店を紹介するのか、どのホテルを紹介するのか、といった内容がすべて広告と同じものとして扱われていたのです。しかしながら「TRANSIT」にはそうした広告的なページはほとんど見当たりません。その分、すっきりとした印象があるでしょう。

写真が見させる

さらに、旅に関する雑誌や書籍というのは持ち運びを前提としているため、小さめのサイズのものが多くありました。一方、「TRANSIT」は大判のサイズで見開きの写真などのページも存在しています。そのため、見ごたえのある仕上がりになっています。

モノクロページも充実

さらに「TRANSIT」は旅だけではなく、その国や地域の、文化、音楽、映画などを紹介するページもあります。カラーページだけではなく、モノクロの文字のページも充実しているのです。こちらのページは写真だけでなく、イラストやレイアウトなどが工夫されているので、細かいところまで手が行き届いている雑誌であるといえるでしょう。