択捉島はどんな島?

これまで膠着状態であった北方領土返還交渉が動き出しています。そこで気になるのが、北方領土最大の島である択捉島のゆくえについてです。


日本最大の島でもある

択捉島は北方領土の北端に位置する巨大な島です。旧ソ連によって不法に占拠される前は日本最大の島でもありました。

択捉島には海軍の基地が設置され、真珠湾攻撃の艦隊は択捉島から出港しました。

アメリカへのくさび

世界地図を拡げた場合、平面図であるメルカトル図法であるとあまり目立ちませんが、択捉島は日本のもっとも東側に位置する島でもあります。そのためハワイまでの距離は本土よりも近いために出港地として選ばれたのかもしれません。

これは旧ソ連やロシアにとっても重要な場所なのです。もっとも近い距離で太平洋とアメリカ本土を捉える位置にあるのです。かつてソ連はアメリカと激しく軍事的な対立を繰り広げていました。冷戦は終結しましたが、大国の覇権争いという意味ではアメリカとロシアの潜在的な対立はいぜん続いているともいえます。

そのためロシアにとっても択捉島は重要な場所にあるため、領土交渉でも択捉島がそのまま返ってくるかという可能性は未知数です。

さまざまな境界

しかし択捉島は、昭和20年に旧ソ連に選挙されるまで一貫して日本の領土であり続けました。

さらに択捉島と、その先のウルップ島の間は、温帯と寒帯の境目であり、植物や生物の生息域にも境界線が引かれる場所でもあります。

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