南京虫なぜ南京?

南京虫と呼ばれる虫がいます。海外、特にアジア地域の安宿に生息するダニです。ベッドに生息しており寝静まった頃に、動き出して人間の血を吸います。その時、南京虫から引き起こされる唾液の成分が強いかゆみを引き起こします。痒みは数週間続くといわれており、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。


ベッドバグ

南京虫は英語でベッドバグと呼ばれます。南京虫を退治するには定期的に風通しをする、殺虫剤をまくといった対策をしなければいけません。さらに南京虫は爪の先ほどの大きさしかないため、旅行者の体や荷物にくっついて運ばれてくることもあります。宿がいくら対策をほどこしていたとしても、世界各地から旅行者が集まる安宿ではどうしても南京虫が発生してしまうのです。

なぜ南京?

ところで南京虫はなぜ南京の名称がついたのでしょうか。これには諸説ありますが、戦前は海外から日本へやって来る「小さいもの」になんでも南京と名前をつける風習があったそうです。南京豆や南京錠などはその好例といえるでしょう。南京虫もダニの中ではかなり小さい部類であるため、南京虫と名付けられたのかもしれません。金子光晴の放浪小説やエッセイなどにも南京虫は出てきますから、どこかノスタルジックな象徴ともいえるかもしれません。それでも南京虫にやられてしまうことだけは勘弁したいですね。

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