ノルウェーなぜEU非加盟?

EU加盟国を見てみると、北欧3ヵ国と呼ばれる国ではスウェーデンとフィンランドが加盟していますが、スカンジナビア半島の一番海側にあるノルウェーは非加盟となっています。これはなぜなのでしょうか。


国民投票で否決

ノルウェーでは、EU加盟の是非を問う国民投票がこれまでに二度行われています。数字は拮抗しているものの、いずれも反対派が上回っています。世論調査においても加盟反対派が圧倒的という結果が出ています。ノルウェー国内には、当然ながら左派や右派といった多様な考え方を持つ人たちがいますが、EU加盟に関してはおしなべて反対という意見が強いようです。

なぜ非加盟?

非加盟の理由はさまざまですが、ノルウェーは北海油田の資源があるため、国内のお金が潤沢にあるということがまず挙げられるでしょう。さらに、25%という高い消費税を導入していますが、その分高福祉などを実現しています。そのため、EU全体の利益を享受する、その見返りとしての負担を担う必要はないと言えるでしょう。

人口が少ない

さらに、ノルウェーは他のヨーロッパ諸国に比べて、人口が500万人ほどと小規模な国です。そのため、潤沢な油田によるお金で国家運営が十分可能であるのが現状なのです。もちろん、石油はいつまでも出続けるわけではありませんから、中長期的な新たな国家発展のモデルを模索する必要はありますが、現状ではEUへの加盟は不要だと言えるでしょう。

    
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