財布の中が3つの通貨になる場所

海外旅行へ行くと、日本円とその国の通貨で財布の中がごちゃごちゃになってしまうことがあります。しかし、さらに通貨の数が増えて混乱してしまう場所があります。


香港マカオ中国

香港マカオを有する広州デルタ一帯がそれです。この地域には三つの通貨が流通しています。まず香港で使われる香港ドル。さらにマカオで使われるマカオパタカ。中国全土で使われる人民元の3つです。香港は経済特区の深セン、マカオは珠海と隣接しています。双方の地域では人民元も香港ドルもどちらも使えます。

パタカの憂鬱

3つの通貨の中でもっとも存在感がないのがマカオパタカです。何しろマカオの領内では、香港ドルが大量に流通しており、パタカの量を上回っています。マカオに大量にあるカジノも、決済は香港ドルのみで、パタカは使えません。マカオに隣接する経済特区の珠海でもパタカから人民元への両替を断られることもあります。ちなみに、パタカというのは、お金の単位であるペソをポルトガル語読みにしたものです。ペソはキューバやフィリピンなどスペインが統治していた国で使われています。

人民元はどこでも

逆に3つの貨幣の中でもっとも存在感があるのが人民元です。マカオや香港の領内でも受け取ってもらえることがあります。ただし現在のレートは、1香港ドル、1パタカに対して人民元が2‾3割高くなっています。しかし会計時には1香港ドル、1パタカ、1人民元とカウントされてしまうところもあるので注意が必要です。

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