タイは観光客が多い?【観光立国でもあるタイ】

タイというのは観光産業を国家の柱としています。そのため日本人以外にも多くの観光客が訪れています。タイを観光で訪れる外国人の数は年間2000万人を超えています。タイ全土の人口が7000万人ですから、観光客がどれだけ多いかがおわかりでしょう。


なぜタイを目指すのか?

なぜ観光客はタイを目指すのでしょうか。一つにはタイという国がさまざまな顔を持っていることがあげられるでしょう。タイは南北に細長い国土を持っています。北部には険しい山岳地帯があり、南部には、青い海が輝く南の島のリゾートスポットがあります。さらに首都バンコクは、近代的なビルが立ち並び、土産物屋や食料品のマーケットが至るところに林立し、アジアの息吹を感じさせます。海と山という魅力的な観光スポットを多く抱え、都会と田舎という複数の顔を併せ持つ国だからこそ、観光客のニーズに合ったものがあるのかもしれません。

さらにタイ国内は交通網の発達が進んでいます。高速道路の整備は進んでいませんが、タイ全土をバス路線が網羅しています。さらに飛行機も頻繁に飛んでおり、日本円だと3000円から5000円ほどの価格でどこへでも飛んでゆくことができます。1日何往復もしているので、アクセスもしやすくなっています。さらにタイは他の東南アジア諸国に比べて治安の良さというものもあります。もちろん、ひったくりや観光客相手のぼったくりなど、どこにでもあるような犯罪が存在していないわけではありません。しかし、タイの人々がおだやかであり、嫌な思いをするということもあまりないように見えます。タイそのものが観光産業で成り立っているので、リピーターとして来てもらうためにも、観光客相手の犯罪をなるべく抑制しているという背景もあるのかもしれません。

日本人以外の観光客は?

タイには日本人以外の観光客も多く訪れます。一つには欧米からの観光客の多さがあげられるでしょう。彼ら、彼女らは「ファラン」と呼ばれています。白人の観光客は遠くから訪れているので、長期間タイに滞在します。さらに値段を節約するために安いゲストハウスに泊まったり、サービスアパートメントを利用する例も見られます。タイのサービスアパートメントは家具や掃除がついた簡易ホテルのようなものです。

アパートといっても日本のように敷金礼金がかかることはありません。いくらかのデポジットを預ければ国籍に関係なく入居できるので便利です。白人たちはタイのバンコクを拠点に、マレーシアやカンボジア、ラオス、ベトナムなど東南アジア周辺を数ヶ月かけてゆっくりと回ります。中には台湾や上海、あるいは沖縄、さらにはソウル、東京とアジア全域を回るような人たちもいます。

中国韓国も多い

次に多い観光客はお隣の中国や韓国の観光客でしょう。中国からの観光客はバスで移動する団体客が多くいます。同じ東アジア系の顔立ちですが、中国人の団体客はガヤガヤとさわいでいるのですぐにわかります。一方の韓国人観光客は若者の一人旅や、2~3人の小集団の旅という風情が多いです。ちょうど一昔前の、日本人大学生バックパッカーのようなことをしているとも言えます。韓国とタイは産業などで結びつきが強くなっています。そのため韓国人の入国者には90日のビザなし滞在が認められています。大学などの長期間の休みを利用してゆっくりとタイをめぐるという人たちも多いようです。中国でも香港や台湾から来る若者は、バックパッカースタイルの人も多くいます。

アセアン諸国

タイの観光客で伸びているのがアセアン諸国からの人たちです。ASEANは東南アジア諸国連合とくくられる地域の人々です。現在はインドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジアが加盟しています。空港では「アセアンレーン」と呼ばれる優先ゲートも存在します。タイは東南アジアの中では経済発展が進んでいる国です。他の国でも同様に発展が進んでおり、富裕層がタイへ観光や買い物に来ることがあるようです。ASEANの中にはイスラム教徒の多い、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ブルネイといった国が含まれます。イスラム圏の女性は頭にスカーフのようなヒジャブと呼ばれる布をまいているので、町中でも目立ちます。さらにバンコクにはアラブ諸国から出稼ぎや観光に来ている人たちもいます。バンコクの中心部には巨大なアラブ人街が形成されています。

タイは世界各地から観光客が集まるインターナショナルな国であり、中でもバンコクはその中心部であるといえるでしょう。

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