旅行は心配ない!クーデター多発のタイ情勢

タイでは頻繁に軍部によるクーデターが起きています。最近でも2014年にクーデターが発生し、美人として知られたインラック首相が失職しました。夜間外出を禁ずる戒厳令が敷かれましたが、現在は緩和されています。

2014年以前にも、2010年、2006年と4年に1度クーデターが発生しています。そこで不安視されるのは治安への影響でしょう。クーデターが起きている時に旅行して問題ないのでしょうか?


危険な場所に近づかなければ良い

結論としては100%安全というわけではないが、反体制派の集会会場など危険な場所に近づかなければまず問題ないといえます。バンコク市内において、集会が行われている場所と観光客が多く集まるスポットは離れています。そのため、通常の観光旅行をする分には問題はありません。

なぜクーデターばかり起こるのか?

しかし、タイではなぜクーデターばかり起こるのでしょうか? ここには、国内の格差問題などが関わってきます。タイはバンコクなどの都市部を見ると高層ビルが立ち並び、近現代的な町並みです。しかし、少し離れてしまえば、のどかな町並みが広がる農村部となります。農村部は概して貧しい暮らしを強いられています。そうした農村部の人びとの不満を後押しする形でクーデターが頻発しているのです。

実際、反体制派の会場には地方からかけつけた人たちがひしめいています。地方からの高速バスが大集結し、さらに会場には屋台や仮設トイレなどが設置され、さながらお祭り会場のような雰囲気もある。こうしたおおらかさもタイ人の気質ゆえなのかもしれません。

王室との関係

これまでクーデターが発生すると、最後には王様が登場し、場をいさめるということが繰り返されてきました。体制派とも反体制派とも関係なく、王室と王様には深い尊敬の念があるためです。しかし最近では王様の高齢化にともない、クーデターの円滑な収束が見られなくなってきました。政治の安定をどう保つかというのは、これからのタイの課題であると言えるでしょう。

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