タイ暗黒地帯、ジュライサークルとは?

タイの首都、バンコクの安宿街として知られる場所は、カオサン通りでしょう。日本人以外にも韓国、香港、台湾などアジア各地から若者が集まっています。さらに、欧米人バックパッカーも多く訪れています。しかし、カオサン通りができる以前には日本人が集まる場所として、チャイナタウンがありました。


722ロータリー

バンコクのチャイナタウンの外れには7月22日ロータリーという場所があります。その周辺には、楽宮旅社、ジュライホテル、台北旅社といった安宿がありました。これらの宿にはなぜだか日本人が多く滞在することで知られていました。その日本人の多くは訳ありで、なおかつ、世界中どころか、東南アジア各地を旅することもなく、バンコクの狭い世界に延々閉じこもることで知られていました。のちに「外こもり」と呼ばれるような人たちですが、当時は「沈没」という言葉が使われていました。さらに危ないモノにも手を出す人たちもいたようです。バンコク最暗部の暗黒地帯として知られたのです。

最後の砦が無くなる

一種独特な雰囲気のあった7月22日ロータリー周辺の安宿は1990年代末から、2000年代にかけて閉店してゆきます。最後まで台北旅社が残っていましたが、2015年の5月いっぱいで閉鎖されてしまいました。建物はとても古いのですが、掃除が行き届いた味のある建物でした。建物自体はぼろくて怪しいながらも、治安は意外とイイという不思議な空間でした。

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