人はなぜ「深セン」に感動してしまうのか?

26歳の若いライターが中国の深センを訪れ、その経済発展の規模に感動し、日本が完敗したと宣言する記事が話題となりました。この著者に限らず、中国の経済発展を礼賛し、対して日本の経済成長の滞りなどを引き合いに出して「だから日本はダメなのだ」と結論づける本や記事を多く目にします。人はなぜ深センに感動してしまうのでしょうか。


アクセスが容易

深センは、香港に隣接する都市です。もともとは貧しい漁村でしたが、現在は経済特区として整備され、上海、北京に並ぶ中国第三の都市となっています。深センへは香港から容易にアクセスが可能です。香港の中心部から鉄道やバスで1時間もあれば到着できます。そのため、香港旅行のついでに中国をのぞくということで深センへ来る人も多いでしょう。

ギラギラがある

香港側から深センへ入るとギラギラとした印象を受けます。一方で香港に比べて、すすけたような印象もあるため、いわば発展を遂げた香港に対し、発展途上の深センといったイメージです。そうしたギャップに素直に驚いてしまうといったことはあるでしょう。

IT大国

さらに深センに限らず中国はIT大国です。大量のスマートフォンや、SIMカード、スマホケースなどのガジェット類を大量に並べた店が多くあります。さらに、巨大なショッピングモール全体がそうした店で覆い尽くされた場所もあります。さらに通信料金も日本に比べて割安なため、どのような身なりの人であってもスマホを持っているというような世界があります。そうしたSFチックな世界が驚きを誘うこともあるでしょう。

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香港から深センへ行く人は日帰りでちょっと見るといったことが多いようです。そのため、インパクトのあるギラギラをちょっとだけのぞき見る形となってしまい、結果的に人は深センに感動してしまうのかもしれません。

    
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