成田スカイアクセス線なぜ単線?

東京都心から成田空港への鉄道アクセスは、JR線、京成電鉄線、成田スカイアクセス線の3つが存在します。この中でもっとも近くて早いのが成田スカイアクセス線です。


一番近くて早い

地図を見れば一目瞭然ですが、JR線というのは成田空港へ向かうにあたって遠回りのルートを通っています。千葉県へ入ると、市川、船橋、千葉市を経由して成田へ向かっています。対する京成本線は、船橋から成田方面へ直接向かう路線となっていますから、千葉を経由しない分、近くなっています。そして成田スカイアクセス線は、高砂から千葉県へ入ると、千葉ニュータウンを通り、成田空港へダイレクトにアクセスするような路線を通っています。このルートはかつて東京駅と成田空港と直接結ぶ成田新幹線構想とほぼ同じルートです。さらに、成田スカイアクセス線は、新幹線と同じ標準軌道を採用していますからスピードアップに有利です。実際、この路線を走る京成スカイライナーは一部区間で160キロ運転を行っています。印旛沼が見えた頃からスピードアップをはじめ、成田空港までは5分程度でついてしまいます。

なぜ単線?

ですが、成田スカイアクセス線は、成田湯川駅から、成田空港までは単線の路線となっています。普通列車に乗った場合には、スカイライナーの通過待ちのために待避線に入ることもあります。なぜ、この路線は複線化しなかったのでしょうか。

費用削減のため

まず、成田空港へのアクセス列車というのは1時間に2~3本しかありません。そのため、単線でも十分、運用できると判断されて単線になってしまったのでしょう。さらに、この路線というのは、成田スカイアクセス線の一部となっている北総線の料金は全国でもトップクラスの料金の高さとなっています。複線を作るお金などなく、単線をやっとのこさ敷いてなんとか開設できたという背景があるのでしょう。

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