なぜ大晦日は電車が24時間動くのか?

大晦日から元旦の早朝にかけて鉄道各社は一晩中電車が動いています。なぜ、この日だけ鉄道は24時間運行するのでしょうか?


初詣客を運ぶため

大晦日の夜に鉄道が24時間動く理由は、初詣客を運ぶためです。実は初詣というのは鉄道の発達と関係があります。

明治以降鉄道が開通することによって、初詣スポットへのアクセスが容易になります。それは神奈川県の川崎大師であったり、千葉県の成田山などです。京成電鉄は、現在は成田空港へのアクセス路線として知られてます。しかし元々は成田山へ参拝客を運ぶために設置された路線でした。

さらに現在では成田より先の銚子の犬吠埼へ初日の出を見るための臨時列車が出ています。

なぜ普段は24時間運行をしない?

では、なぜ普段は24時間運行をしないのでしょうか? ひとつは需要がないからと言えます。大晦日から元旦にかけては初詣や初の日の出などで夜中に鉄道を利用する人がいます。しかし、普段は残業が遅くなった人、もしくは極めて早朝に用事がある人、飲んでいて終電をのがした人くらいしか需要がありません。少ない客を運ぶために、保線や点検などが必要となる鉄道を動かすメリットがないのです。

さらに現在でも大晦日から元旦にかけての終夜運転は30分から1時間ごとに動くゆったりとしたダイヤになっています。しかしその間も駅員や運転手は配置しなければいけませんので、結局はコストがかかってしまうのです。

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