私鉄の駅はなぜ楽しげなのか?

首都圏の私鉄に乗っていると、なんだか楽しげな駅名を目にすることがあります。小田急線小田原線の鶴巻温泉駅や、東武伊勢崎線の東武動物公園駅などがそれです。地下鉄は多くの私鉄と相互直通運転を行っていますので行ったことのない駅名も多く目にすることになります。私鉄の駅名というのはなぜ、このように楽しげなのでしょうか?


私鉄はレジャー路線

国家が作った鉄道は都市と都市を結ぶために必要なものとして、つまり国策として作られたものです。さらに明治期は日本は軍事大国化の道を歩んでいましたので、兵隊や物資を輸送する手段としても鉄道は重宝されました。

一方の私鉄は軍事的な目的というよりも私的な目的のために作られるものが多くありました。例えば現在は成田空港へのアクセス路線となっている京成電鉄は、元は成田山への参拝用路線として作られたものです。

さらに西武鉄道は、秩父地方で取れる石灰を運び出す路線として敷設されました。さらに広大な土地が余っていた東京都と埼玉県にまたがる沿線地域の開発が進んでゆきます。住宅地や学校などが作られていきました。

さらに、終点には西武遊園地や野球場をを作り、東京からレジャーに訪れる観光客が利用する路線となりました。

私鉄には目的がある

東武鉄道も日光への観光路線として作られ、小田急線も小田原や箱根地方、あるいは江ノ島への観光路線となっています。私鉄とレジャーの結びつきが強いゆえに、楽しそうな駅名も多いのかもしれません。

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