鉄道ができるまえの移動方法、昔の人はどれだけ歩いた?

現在ならば移動は高速道路や鉄道を使います。しかし一家に一台車を持つようになったのはここ40年ほどの時代です。その前は鉄道が主流でした。しかし、鉄道が全国に通るようになったのは明治の中頃です。その前の人びとはどのようにして移動を行っていたのでしょうか?


主流は船便

鉄道が出来る前の長距離移動で活躍したのは船便でした。現在の東京にあたる江戸から各地へ船が出ていたのです。太平洋沿いの港を経由しながら向かうため、紀伊半島の新宮などは古くから栄えた街でした。

ひたすら徒歩

ほかの移動手段はといえばひたすら徒歩です。東海道53次は約500キロの距離がありますが昔の人はこの距離を2週間ほどで踏破したといいます。ざっと割ってみても1日で40キロほどの距離を移動していたことになります。フルマラソンほどの距離になります。走ることなく歩いていいとはいえ、夏は暑く、冬は寒い、当然雨や雪の日もある。日本の気候条件の中で、これだけの距離を移動するのは大層なことではないでしょうか。

日帰りの範囲

さらに、江戸の人びとは日帰りで八王子や大宮など東京郊外へ行って戻ってくることもあったようです。

さらに、夏場になれば蛍狩りをする納涼地として王子の飛鳥山公園や早稲田一帯などが好まれていました。東京の下町からこれらの場所まで、夜にちょっと足を伸ばして、その日のうちに戻っていたのです。

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