自由に生きるモデルとは

自由に生きている人というのがいます。それはひとつのロールモデルとして提示されるにはあるのですが、必ずしも誰しもがそのような生き方ができるわけではありません。そうしたレアケースであるがゆえに、その人が注目されるのでしょうといった見方はひとつあるといえるでしょう。しかしながら、ネット発で夢をかなえてしまう人もいるのです。それが現在のネットドリーム社会であるともいえるかもしれません。

ひとつのモデル

そうしたネット時代のカリスマの本として参照すべきなのがきらめく星のなったんによる『待ち人来ずってなんなの 私から会いに行くからお前が待ってろよ』(KADOKAWA)でしょう。インスタグラムに投稿したきらびやかな自撮り写真と、そこに添えられたテキストで話題になった人物です。彼女は若い女性です。しかし断じてギャルではないといいます。ならば彼女は何を目指しているのでしょうか。あるいは何を考えているのでしょうか。そこからは何が生まれ得るのでしょうか。

注目すべき人材

本書は彼女の初のエッセイ集になります。恋愛のこと、人間関係のこと、あるいは仕事のこと、将来についてといったあらゆるキーワードで記されているものの、やはり切れ味のするどいフレーズは健在です。ネットというのは日々、情報が素早いタームで更新されていくため、なかなか、きちっと腰をすえてじっくりと読んでいくといったことができませんが、本書はそうしたネックを解消する一冊になるといえるでしょう。