モノが少ない幸せとは?

断捨離をしたいのだけれども、なかなか実行に移せないといった思いを抱えている人は多いのではないでしょうか。いつか、それを使うことになるかもしれないから、といった前提から考えてみると、確かにそれはもったいないといった精神につながってしまうのは確かですね。

発想を変えてみる

そうした立場にある人たちに必要なものは、まずは発想を変えてみるといった思考ではないでしょうか。それによって、おのずと開けてくるものもあるかもしれません。佐々木典士による『ぼくたちに、もうモノは必要ない。増補版 』(ちくま文庫)では、モノを持たないことがひとつの幸せにつながるのではないかという仮説をもとにした断捨離本です。単なるハウツー本ではなく、そもそもいかようにして断捨離を目指すことになったのかといった、思考、思想の部分について記されているため注目の本だといえるでしょう。

何をすればいいのか?

断捨離というのは、いざ実行に移そうとしても、何からはじめればいいのかといったところについては悩んでしまうところも多いですね。さらには文字で追おうとしても、なかなか頭に入ってこないといったところもあります。本書では断捨離をする人のビフォーアフターの写真が掲載されていますから、見た目からすっきりとわかりやすいものになっているのが助かります。さらに断捨離を行うために必要な心がまえ、ルールといったものを、80のルールということでコンパクトにまとめてあるので非常にわかりやすい構成になっており、まず手に取るにあたっては、最適な本になっているといえるでしょう。

文庫の補強板

本書は世界の23カ国に翻訳されたものの文庫化バージョンです。いわば単行本も文庫として、バージョンアップされ、コンパクトにおさめられたものもであるといえるでしょう。モノから解放される暮らしをはじめてみるのも良さそうですね。