やらなくていいリストとは?

現代には情報が溢れています。その分、あれもやらなければ、これもやらなければといったことが常に目の前に提示されていると言えるでしょう。しかし、残念なことに時間は有限です。目の前のトピックを追いかけるだけであっという間に時間が過ぎていってしまうこともあるでしょう。


どう動けばいいのか?

四角大輔による『人生やらなくていいリスト』 (講談社+α文庫)では、膨れ上がった現代社会に存在する無数の選択肢の前で悩んでしまわずに、賢い選択ができるようなミニマムな暮らしを提唱しています。そこにあるのは、本当に必要なものと、本書のタイトルにあるように「やらなくていい」ことをきちっと見極める視点なのではないでしょうか。

技術を提唱する

本書はあくまでも著者が提唱するひとつの方法です。目の前にtodoリストを作って、それをひたすらこなしていくことだけで本当にいいのだろうか。あるいは、常にこうしなければならないといった理想があって、その「心の荷物」に囚われてはいないだろうか。それがかえってストレスとなり精神的な負担となってはいないだろうか。そうした部分について細かく記しているのが本書です。

著者の生き方で実践

著者は、ニュージーランドにおいて半自給自足の森の生活を送っています。いわば著者自身が、目の前のタスクに縛られていた会社員から自由な暮らしを手に入れることになったわけです。単なる概念の提示ばかりではなく、自分自身がやる中でどのようにしていったのかといった部分が描かれています。もちろん、これと同じことをしたからといって著者のようになれるわけではありません。それでも、従来の価値観からの脱却を目指すための一助となることは間違いないのではないでしょうか。まず、目の前に実践できることをはじめてみる。言い換えれば、そうした小さい部分からの実践が必要だということでしょう。

    
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