文豪たちは口が悪い?

国語の教科書に載っており、文庫本などにもなっている文学の名作を作り上げている作家たちは時として文豪と呼ばれています。なんならば、作品を読んだことがなくとも文豪の名前や、あるいは顔写真は見たことがあるといった人も多いのではないでしょうか。

口が悪かった

そんな文豪たちは、実生活や実際のキャラクターはどういったものであるかといえば、人間の鑑のような人物だったかというと、なかなかどうして難しい評価をくださざるを得ないようなところもあったと言われています。そうした知られざる秘密のいったんをかいま見ることができる本が彩図社文芸部による『文豪たちの悪口本』(彩図社)でしょう。本書では、誰もが名前を知る文豪たちの、とにかく口の悪い言葉がならべられています。

何があるのか?

本書にはどのような内容が記されているのでしょうか。まずは作家同志の論争から、喧嘩、単なる罵詈雑言といったものから、世間への愚痴といったものまで、さまざまです。文豪は文豪同志の付き合いもあれば、さらに編集者との付き合いといったものもあります。さらにそうした付き合いというのは往々にして酒がからむものでもありますから、そこからはさまざまなトラブルが生まれ得る可能性もあったと言えるでしょう。

手紙や随筆にも

さらに、文豪らしく文字として残っている手紙や、比較的本音の部分や日常の身辺雑記が記された随筆といった、紙媒体の資料からも言葉が抜き出されているので、読んでいて興味深い分野が多いと言えるでしょう。