純文学の定義は?

純文学と呼ばれる小説のジャンルがあります。「芥川賞」の対象となることでも知られていますね。しかしながら、純文学と言われても、実際はどのようなものなのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。


芸術性のある小説

そもそも純文学とはどのような定義の小説なのでしょうか。純文学は、大衆小説に対置される言葉です。どのような違いがあるのかといえば、大衆小説にある娯楽性よりも芸術性に重きを置いている小説だと言われています。しかし、そうは言われてもなかなかイメージが掴みにくいのではないでしょうか。実際、現在では純文学と大衆小説の境目はほとんどなくなったとも言われています。双方のジャンルを行ったり来たりする作家も多くいることでしょう。しかしながら、日本の近代文学がはじまったころは、純文学と大衆文学は大きく分かれていました。そこでは純文学作家が大衆小説を書くことはあっても、大衆小説作家が純文学を書くパターンはほとんどなかったようです。

載る雑誌?

純文学の定義はこれといったはっきりとしたものはないのですが、いわゆる純文学雑誌と呼ばれるものに掲載される小説が対象となるといえるでしょう。それは『新潮』『群像』『文學界』『すばる』『文藝』の純文学の五大雑誌が該当します。これに加えて『早稲田文学』『三田文學』あたりに掲載される小説も純文学だと言えるでしょう。さらにこのほかにも、無数の純文学の同人誌が存在しています。

    
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