芥川賞、直木賞のルーツは何?

7月は芥川賞直木賞の発表のシーズンとなりました。両賞とも、文学界の栄誉とも言われています。本に興味が無い人、普段本を読むことがない人でも、賞の名前くらいは知っているでしょう。さらには賞を獲ったのだから小説作品も読んでみようと思う気になる人もいるかもしれません。


売れない本を売るため

今は出版不況であり本が売れなくなったと言われていますが、これは現在だけの現象ではありません。

芥川賞と直木賞が設立された当時も本は売れていませんでした。特に、1月と7月のシーズンは本が売れないため「文藝春秋」を立ち上げた小説家の菊池寛が、本を売るための一種のカンフル剤として芥川賞と直木賞を設立したのです。

以来、両方の賞は文学、小説の賞としてもっとも知名度のあるものとなり、数々の名作を生み出してきました。

賞の性質は?

そもそも、芥川賞と直木賞はどのような性格があるのでしょうか。

芥川賞は純文学作品に対して与えられる賞といわれています。その年に発行された文芸雑誌に掲載された小説が候補作の対象となります。これは何も、メジャーな雜誌ばかりではありません。この世にあまたある文藝同人誌も選考の対象となります。過去には、同人誌の掲載作が候補となったこともあります。

一方で直木賞は、大衆小説に与えられる賞と言われています。短編なども対象となる芥川賞と違い、じっくりと読ませる中長編小説が多くノミネートされます。芥川賞作家が若い人が多いのに対し、直木賞は年齢を重ねたベテラン作家が受賞することもあります。

「直木賞受賞作家による、ボクっ娘×宇宙人な不思議系小説!」

    
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