戦後70年に読むべき文学

今年度の2015年は、戦後70年にあたります。これを機会として先の戦争をふりかえる動きも多くあります。過去の戦争を知る手段として、多くの文学作品に触れるということもあるでしょう。戦後文学は、陰に陽に、先の戦争を意識して記されたものが多くあります。それらの戦後文学のエッセンスがコンパクトにまとめられたシリーズとして集英社の戦争×文学シリーズがあります。


テーマ別編成

集英社の戦争×文学シリーズは全20巻と別冊1巻から成ります。このシリーズの特徴は、さまざまな作家の作品をテーマ別にまとめてあるということでしょう。テーマは、アジア太平洋戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争とさまざまです。さらに911と現代の戦争といった最新のテーマも取り扱っているので、過去と現在をつなぐものとなっています。それぞれの戦争に対して日本語で記された小説を中心に、詩や、評論などが記されています。特徴的なのは短編小説や中編小説を中心に、できるだけ多くの作品が収録されているということでしょう。作家の名前は知っていても、作品は初めて読む、というような作品も多くあります。

読みやすい構成

さらに、戦争×文学シリーズは、活字のポイント数も大きいので読みやすいものとなっています。こうした全集ものというのは、ただ編んでみただけで、そのまま本棚に並べてしまうだけというようなものも少なくありません。しかし、集英社の戦争×文学シリーズは、実際に手にとって読めるようなシリーズになっています。巻末の解説も、それぞれの編者の思いが込められており読ませます。

戦後70年の今年に、先の戦争をはじめ、戦後の数々の戦争を振り返ってみることもよいでしょう。そうした時に役立つのが戦後に記された多くの文学作品です。膨大な作品からテーマごとにピックアップされたシリーズとして集英社のコレクション戦争×文学シリーズがよくまとまっているのでおすすめです。

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