荒川の河川敷で出会った金髪電波美女とエリートの恋(?)

「私に、恋をさせてくれないか?」金髪美女にこんな事を言われたら、誰だって「もちろん!」と言う事でしょう。しかし、彼女は金星人を名乗る電波ちゃんだったのです。しかも自宅は荒川の河川敷。実写化不可能と言われながらも林遣都さん主演でドラマ化もされた中村光さんの不思議系ギャグラブコメディをご紹介します。


■出会いは、荒川の河川敷

主人公、市ノ宮行は超がつくほどのエリート育ち。市ノ宮家には"他人に借りを作るべからず"と言う代々の家訓があります。そんな家庭に育った行が、少年達に橋の
欄干に飛ばされたズボンを自力で取ろうとした瞬間、脆くなっていた橋の外壁と共に荒川に落ちてしまいます。溺れ死にそうになった行を救ったのは、橋で釣りをしていた自称金星人の金髪美女、ニノ。しかし、行は「自分の命を助けてもらった」という大きな借りを作ってしまったことにショックを受けます。何とかしてお礼をしようとする行にニノは「私に、恋をさせてくれないか?」と頼むのです。

■荒川に住む個性豊かな面々

借りを返すべく、ニノの恋人になった行は、自称河童の村長にリクルート(以下リク)と命名され、成り行きで荒川に住む事になってしまいます。さらに、歓迎パーティーで自らをニノの恋人だと名乗ったばかりに星のマスクを被った自称・元有名ミュージシャンの「星」に異様なまでに敵対視されてしまいます。他にも鋼鉄の仮面を被る仮面兄弟や元傭兵のシスター(男)などに出会い、リクは毎日を大混乱で過ごす事になるのです。

■段々ニノに惹かれていくリク

当然のお礼として形だけニノの恋人になる事を承諾したリクでしたが、何気ないニノの優しさや思いがけないストレートな言葉に触れるうちに、段々ニノに惹かれていきます。しかし、そんな事だけを考えていられるほどリクの周りは平和ではなく、星の妨害やいちゃもん、次々と現れる新たな荒川の人々の事でリクは毎日が精一杯なのでした。

個性が強すぎるキャラクターしか出てこないので、殆どギャグ漫画に近い作品なのですが、時折ニノが発する言葉にリクがドキリとし、何気ないリクの一言にニノがドキリとするなどきちんとラブコメの要素を含んでいます。ギャグの中でほんの僅かに進んでいく二人の恋の行方を追いかけてみてはいかがでしょうか?

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