『きのう何食べた?』−セクシャルマイノリティと料理の日常−

今となっては紹介する必要はないほどの人気作となった漫画『きのう何食べた?』。2007年からモーニングで連載を続けており、現在も月に1度のペースで連載中で、単行本は現在6巻まで出版されています。また、2009年度の「このマンガがすごい!」でもオトコ編6位に入賞した勢いのある作品です。今回は「きのう何食べた?」についての基礎知識を紹介します。


1. 2人の主人公

・筧史郎(かけいしろう)

43歳のイケメン弁護士。大好物はスイカ。弁護士であるにも関わらず、近所のスーパーの特売品を使ってバランスのとれた食事を作ることが趣味。ゲイであるのだが、周りにカミングアウトしていなかったり、趣向がゲイらしくなかったりで日々もやもやしている。両親とは良い関係とは言いがたい。

・矢吹賢二(やぶきけんじ)

41歳の美容師で史郎の恋人。史郎のことを「シロさん」と呼び、現在同棲中。大好物は茄子と桃。ゲイであることを周りにカミングアウトしており、人当たりのいい性格のせいもありゲイとして見られることに抵抗は持っていない。細かい気配がきくゲイらしい趣向の持ち主。

2. ストーリー

中年ゲイカップルのほのぼのとした日常を描いた漫画。手際良く毎日の食卓を整える描写を主軸に置きながらも、ゲイというマイノリティについて描いた作品。ゲイとして接する職場の話、両親との話、パートナーとの関係を丁寧に描く作品。

3. 献立

『きのう何食べた?』にはちょっと凝った普段使い用の献立が盛り沢山。

  • 鮭とごぼうの炊き込みご飯
  • オクラとみょうがのおかか和え
  • 菜の花のからし和え
  • いわしの梅煮
  • 春キャベツとわかめと油揚げの味噌汁

料理とゲイの日常を切り取った漫画『きのう何食べた?』。新しい切り口の漫画を読んでみたい方にはとてもオススメです。

「きのう何食べた?[1](よしながふみ)」の詳細を調べる

    
コメント