平成を漫画でふりかえる

平成の時代が終わろうとしている今、平成の時代を振り返る本が多く出版されています。まじめで学術的な内容のものから、単に画像を並べただけのカタログ的な味気ない本まで、作り手の思いが如実に表れるのが興味深いです。私たちにとって近しい時代であるからこそ、それをどのようにとらえるかについては、議論が分かれるところかもしれません。


漫画で振り返る平成

そのような数ある平成本の中でも異色の存在が『まんが平成プレイバック』(コアマガジン)です。ミニスカート、ルーズソックス、ガングロのコギャル女子高生が表紙で、いかにも時代を感じさせます。女子高生は平成を語る上で重要なキーワードのひとつでしょう。「消費される女子高生」のページでは、なぜ女子高生ブームが巻き起こったのかについて解説されています。

バブルもあった

さらに、本書はライターの実体験としてバブル期の就職活動についても触れています。原作者は地方の大学へ通っていたようで、大阪や東京までの交通費が全額支給であるのを良いことに、数十万円を稼ぐといったこともあったようです。さらにはノーパンしゃぶしゃぶ、昔のエロ事情、携帯電話やポケベルなどのコミュニケーションツールの変化など、懐かしのキーワードが多く出てきます。当時を知る人はもちろん、平成という時代を知りたい人にもおすすめの一冊だといえるでしょう。

    
コメント