「稲中卓球部」とは何か?

90年代に一世を風靡したギャグ漫画が古谷実の「行け!稲中卓球部」です。「ヤングマガジン」において、1993年から1996年の3年間にわたって連載されました。さらに、TBS系で深夜アニメとして放送されました。


冴えない中学生の日常

稲中卓球部の舞台は、稲豊市にある稲豊中学校の卓球部のメンバーを中心に繰り広げられます。ニヒルなキャラクターの前野、「あしたのジョー」の矢吹ジョーに憧れて、髪型まで真似してしまった井沢、さらにいがぐり頭でムッツリスケベの田中、ハーフでワキガという残念な設定の田辺、ロン毛でイケメンの木下、真面目だけが取り柄の部長の竹田が、卓球部のメンバー6人です。さらに、マネージャーとして不良少女の岩下、さらに美少女の神谷も卓球部に出入りしています。それぞれに個性的なのですが、基本は冴えない中学生の日常が絵がかれています。それでも、各々の自意識は宇宙規模までに拡大しており、俺イコール世界の姿もあります。

彼らはいまどうしている?

稲中卓球部は連載中、年度が繰り上がっても登場人物たちは成長しない設定として描かれました。これは漫画の設定ではよくあるのですが、わざわざ作中で前野が「おかしいじゃねえかよ」と指摘する場面が描かれます。そうした、一歩引いた視点からのするどいツッコミというのも、稲中卓球部のリアリティであり魅力であったといえるのかもしれません。成長した彼らはどうしているのか気になるところです。

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