こち亀とコンプライアンス

「こち亀」こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が、2016年9月に、連載40年目にして終了をむかえました。この漫画にはさまざまなキャラクターが登場しましたが、現在はコンプライアンス的な観点から出られない人たちもいます。


戸塚巡査

現在のコンプライアンス重視の社会においては、出演不可能な存在となってしまったのが、戸塚巡査でしょう。初期の作品においては両さんと一緒に悪さをする不良警官として知られています。夜勤中に酒をこっそり飲んだりといったことをやっていました。この戸塚巡査の経歴は変わったもので、警察官になる前には、トラックの運転手を10年間していました。さらに背中には一面に刺青があり、寮の部屋やヤクザ映画のポスターがびっちりはられていました。見た目はオラオラで、ヤクザオタク、それなのに警察官をしているという設定でした。

五所川原組長

もうひとつ漫画の名物キャラクターといえば五所川原組長でしょう。ヤクザの組長でありながら、コンビニのスイーツ好き、そしてアニメオタクという変わった趣味の持ち主です。よくわからない俳句をそらんじて、部下の組員たちが苦笑いするシーンもありました。警察官の両さんとはつかず離れずの関係で、五所川原組長の電話番号を知っているシーンもありました。どちらも現在の観点からは、なかなか画面に登場できない人たちですが、「こち亀」の名物キャラクターであることには変わりありません。

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