クレヨンしんちゃんと1992年

クレヨンしんちゃんの父親である野原ひろしの名言集が発行されるなど「クレヨンしんちゃん」は国民的人気アニメとして知られます。しかし、番組開始当初は現在のように誰しもに愛されるキャラクターではありませんでした。


90年代初めはどのような時代?

「クレヨンしんちゃん」のアニメ放送が開始されたのは1992年になります。この頃はどういった時代かといえばバブル崩壊直後となります。しかし本格的な不況の波は到来しておらず、人々の中にはまだ浮かれたムードがあったように思われます。

親を呼び捨て批判

そんな時代に放送が開始された「クレヨンしんちゃん」は埼玉県春日部市に住む幼稚園児です。職場結婚で知り合った父親と母親を持ち、住宅ローンを組んで購入した一戸建てに住んでいます。

しんちゃんは生意気な子どもで、父親を「ひろし」母親を「みさえ」と呼び捨てにします。さらにオヤジ趣味もあり、好みのタイプはニュースステーションの小宮悦子、といったませた子どもでした。

番組の批判はしんちゃんのキャラクターに集まりました。おしりを出したり、ふざけた喋り方をするのは子どもが真似をするから下品である、というものですが、これはどの時代にも当てはまります。

それよりも、親を呼び捨てにするとは何事かという道徳的な批判が強くありました。当時はまだ往年の日本、昭和の匂いが色濃くあったのかもしれません。

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