漫画で重要な要素「ネーム」ってなんだ?

これを読んでいる人の中に将来は漫画家になりたいと思っている人もいるかもしれません。漫画家になりたい理由は何でしょうか? ひとつに絵が人よりうまいというものもあるかもしれません。しかし漫画家を目指すにあたって絵がうまいというのは必ずしも必須条件ではありません。


絵が下手でも漫画家になれる?

漫画を作るにあたって重要な要素はネームを作る能力です。業界用語では「ネームを切る」と呼ばれます。

ネームとは、ストーリーのおおまかな流れをコマ割で作ったものになります。スケッチはおおざっぱでかまいません。人物ならば、どのくらいの大きさで、どの方向を向いて、どんな表情をしているのかを記せば良いのです。

ネームは下書きではない

ネームは下書きではありません。下書きの前段階というべきものです。連載を持っている漫画家の場合は、この段階で一度編集者に提出し変更点を相談することになります。手描きのアナログの場合、これ以降の修正は難しくなります。

つまりネームとは漫画のクオリティを決定づける重要な要素なのです。絵がうまくても、ストーリーをネームに落としこむことができない人というのは意外に多いものです。

そのため最近の新人漫画賞では、絵の部門とともに、ネームだけの部門が儲けられています。さらに絵がうまいけれどネームがいまいちという新人漫画家に、ネーム専門の作家がついていたり、場合によっては編集者がネームを切ることもあります。

    
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