ラムちゃんは何弁?

高橋留美子の代表作のひとつが「うる星やつら」でしょう。鬼形宇宙人のかわいい女の子ラムちゃんに夢中になった人も多いのではないでしょうか。ラムちゃんは、語尾に「~だっちゃ」とつけることで知られています。これはどこの言葉でしょうか?


仙台弁

ラムちゃんが、語尾につける「だっちゃ」は、仙台方言と言われています。これは、作者の高橋がファンだった井上ひさしの小説において使われていた言葉を用いたようです。井上ひさしは、山形県出身ですが、小説においては「だっちゃ」の語尾が使われています。仙台に限らず東北全体でも用いられている言葉が「だっちゃ」なのかもしれません。さらに山形は宮城の隣県ですし、山形市は仙台に近い内陸部にあるので、言葉が似ているというのはあるのでしょう。

オール東北弁ではない

しかしラムちゃんが使うすべての言葉が東北弁というわけではありません。自分のことを「うち」と呼びます。この一人称は、西日本で多く用いられている方言です。基本的には女性の一人称として使われますが、九州地方では男女関係なく使われるようです。つまりラムちゃんの言葉は、さまざまな方言が入り混じった人工語というべきものでしょう。さながらラム語というべきかもしれません。とてもかわいいラムちゃんですが、実際は地球の外からやってきた宇宙人です。それゆえに、つかみどころのないキャラクターとなっているのかもしれません。

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