近未来のテクノロジーを描いた『ドリームワールド 記憶共有世界』の作者D Mitoが指摘する、エンター

世間には、TV・ドラマ・映画・ゲーム・ライトノベル・小説など数々のエンターテイメント、コンテンツ作品がありますが、今後のコンテンツ業界そしてノベルズは一体どのようなものになるのでしょうか? そこで、今回は、2020年のテクノロジーの発達した世界を描きだした、『ドリームワールド 記憶共有世界 ―The bigdata simulator machine―』の作者D Mito氏による、これからのコンテンツ業界の見通しと進化した新潮流、ニューライトノベルについてご紹介します。


■近年のエンターテイメント作品群の問題点とは

作者D Mito氏によると、最近のエンターテイメント、コンテンツ業界全般、また流行小説やいわゆるライトノベルには長所と欠点があると言います。

「まず長所は、さくさくと快適に読めるということ。設定の面白さや文章表現などの平易さから、誰でも気軽に読めるという長所があります。けれども、そこには短所もある。社会問題などは取り上げずに、学校を中心舞台とする、ゲームルールなどゲーム的展開が中心になってくるため、人々の人生に深く食い込む表現に欠けている。」

そして、
「その現状に読み手側も作り手側も閉塞感を持っている。かつてのドラマや映画や音楽が持っていた、社会解放運動としてのポップカルチャーの意味づけが変わり、世界の問題に消極的で人間性の進化を生み出せないコンテンツ業界の苦しみが、コンテンツ全般の世界への影響力の低下、そして、人々を感動させるコンテンツ創出能力の低下となり、人々はその現実を深刻に感じている」
と指摘しています。

■新ジャンルの提唱

D Mito氏は、これらのコンテンツ業界、エンターテイメント業界全体に漂う閉塞感 (霧のようだと表現している) から抜け出し進化するために生まれてきた、流行小説やライトノベルの長所を残して、欠点を克服する進化したジャンルアップデートとして、ニューライトノベルという新ジャンルの誕生を指摘しています。

「ニューライトノベルとは、さくさくと快適に読め、かつ、社会問題もしっかり取り上げているもの。そして人生表現も深く確実に行っている。」

といった特徴があるとD Mito氏は言います。

「代表作の一つがまおゆう魔王勇者です。ライトノベルでありながら、経済学と戦争学について語っており、世界への理解を進める事が出来る小説として評価されています。」

■新たな進化形エンターテイメントジャンル、ニューライトノベルの特徴

「ニューライトノベル作品は、独白調の個人思考著述型で、難解と思われがちな専門用語も平易な表現で誰でも理解できるように構成されており、読みやすくさくさくと読み進められ、また感情移入度も個人思考を直接書き記す形によって増している。さらに様々な社会問題もしっかりと盛り込まれている。」

それがニューライトノベルという進化した新ジャンルの構成だと D Mito氏は述べています。

ゲーム的展開とルール説明で文章の大半を使うことで、社会性と一般性とを失いがちな最近の小説などのコンテンツ界にとって、筆者が指摘するニューライトノベルというジャンル創造は、エンターテイメント界に新たなムーブメントを起こしえるのかもしれません。

■自著『ドリームワールド 記憶共有世界』について

小説『ドリームワールド 記憶共有世界―The bigdata simulation machine―』についてD Mito氏はこのように語っています。

「ジャンルの狭隘化は没社会性を生み出し世界のコンテンツ業界において日本のエンターテイメント、コンテンツ、そして小説界をガラパゴスコンテンツ化してしまいかねない。これを新ジャンルの創造により世界に通用するエンターテイメント界の新たな1ページを切り開くために記された進化形ニューライトノベル小説、それがドリームワールド記憶共有世界。」

『ドリームワールド 記憶共有世界』は、単に誰でも楽しめる小説というだけではなく、快活な展開でありながら同時に社会問題 (作中では公立校と私学校の学力格差やネット社会依存、引きこもりの問題、またハイテク社会の脆弱性) の深刻さも鋭くえぐり出そうとし、その表現に成功しているという点において、極めて野心的な意欲作であるということが言えます。

ニューライトノベルという新ジャンルの代表作とも言える、『ドリームワールド記憶共有世界―The Bigdata simulator machine―』を読んでみてはいかがでしょうか。

「ドリームワールド 記憶共有世界 ―The bigdata simulator machine―(D Mito)」の詳細を調べる

    
コメント